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淋病の症状・潜伏期間と効果的な治療薬とは?

2019年12月18日

淋病は性感染症のひとつとされている病気で淋菌を原因として発症するものです。淋病の症状としては、感染する部位によって異なり、尿道で発症した場合の症状は強い炎症と痛み、それに膿を生じさせます。一方で、女性や喉に感染した場合には無症状なことも多くあるものです。このようなことから、知らないうちに感染しているということも多くあります。一方で淋病の特徴としては、感染率の高さで感染者と1回の性行為による確率は30%にも及ぶもので、感染しやすい性病として知られるものです。また性器クラミジアとの同時感染も20%から30%と高く、病院で検査を受ける場合にはクラミジアの検査も同時に行われます。淋病そのものは古くからあるものですが、現代では治療によって完治することが可能です。症状としては尿道で起こるもので痛みや膿を生じさせます。女性で現れる症状は少なく、あらわれても膣炎や膀胱炎と診断されるケースもあるものです。淋菌そのものは放置すると身体に悪影響を与え臓器の炎症を起こし女性の場合には不妊症の原因となりえます。潜伏期間が感染してから数時間から数日と早いものですが、無症状のケースもあるものです。このため潜伏期間が過ぎても無症状のことがあり、そこから感染するリスクもあります。ただ淋病の原因となる淋菌そのものは弱い菌で、粘膜から離れると数時間程度で感染力を失い、さらに日光や乾燥、さらに温度変化や消毒剤でも死滅するため淋病の感染そのものは性行為など濃厚な接触でなければ起こりにくいものです。治療法は抗生物質が使用されますが、淋菌そのものは耐性化が激しいため特定の薬を用いて効果的に治療することは難しい傾向にある病気といえます。特に抗生物質でもペニシリン系では90%以上、テトラサイクリン系では70%から80%の耐性があり、第三世代に分類されるセファロスポリン系でも30%から50%の耐性を有しているものです。さらに新しく登場している抗生物質に対しても次第に耐性化したものが増えていますが、現状ではセフトリアキソンやスペクチノマイシンなどが有効な治療薬として使用されています。セフトリアキソンは、セフェム系抗生物質で多数の細菌感染症に使用されているもので、淋病に対しても用いられます。セフトリアキソンは静脈注射によって投与されるものです。錠剤による治療とは異なり、注射の場合には気軽に購入するといったことはできませんが、耐性化の多い淋菌ではセフトリアキソンなど注射による治療がもっとも効果的です。