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HIV・エイズの予防法や検査方法とは?

2020年01月23日

エイズは一昔前は感染し発症すれば治療することが出来ない病気として恐れられてきましたが、現在では発症を抑える薬が開発されており、以前と比べると感染すれば死に至るという状況は変化しています。エイズそのものが認知されるようになったのは1983年と比較的新しいもので、突然変異によって生まれたものです。この突然変異で生まれたウイルスは、感染経路がわからなかったために有効な予防法や検査方法に関しても確立しておらず、またたく間に全世界に広がり、日本でも1985年に感染者が認知されています。
そもそもエイズとは発症した状態を指しており、その原因となるのがHIVというウイルスです。他のウイルスと同様にHIVに感染すると潜伏期間を経た上でさまざまな病気を発症させますが、エイズの場合には後天性免疫不全症候群と呼ばれるように免疫細胞が破壊されて免疫力が低下していくというものです。これによりさまざまな病気が発生し、それらを総称してエイズと呼ばれます。一方でエイズの原因となるHIVそのものは、状況によって変わっていきます。症状としては感染後、2週間から6週間の間にウイルスが増殖し発熱や喉の痛みなどインフルエンザに似た症状が出ますが、この症状は数週間で消えます。その後、数年から約10年ほど無症状期間が続きますが、この間にもウイルスは増殖し免疫細胞を破壊していきます。そして自覚するような症状が出てくる時点での治療の成功率は低く、余命は2年から3年とされます。一方で発症する前に治療を行えばウイルスの増殖を防ぐことができるためエイズの発症を遅らせることが可能です。このため感染した可能性があると感じた場合には早めの検査と治療が大切だといえます。現在の医療では完全に体内からHIVを排除することはできません。このため予防が重要です。HIVの感染経路は性行為によるものが中心ですが、血液感染でも起こります。実際に血液製剤による感染が日本では問題になっていたように感染者の血液に直接触れることはリスクを伴います。一方で性行為に関しても感染する確率は他の性病と比べると小さいものですが、特に出血が起こるような行為に関しては感染リスクを高めるものです。このためアナルセックスでの感染率が多いことが知られます。予防法としてはコンドームの使用がもっとも推奨されている方法です。また感染経路として血液感染が多いため傷があるような状態で血液に直接触れるようなことは避ける必要があります。